脳神経外科
貞本 和彦さだもと かずひこ
くわしく見る089-945-5829
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11/21 木
診療日
当院耳鼻咽喉科では、近年有病率が50%と言われているアレルギー性鼻炎や、良性発作性頭位眩暈症やメニエール病等の眩暈疾患、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法等、微力ながら地域の患者さまのお役に立てるよう心がけて日々診療を行っています。
極力待ち時間を短縮し、患者さま一人一人のニーズに対応した治療を行えるよう努力致します。
最近では重症のスギ花粉症に対するIgEモノクローナル抗体製剤や舌下免疫療法、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対するインターロイキン受容体モノクローナル抗体製剤をいち早く取り入れ、良好な成績が得られております。
耳鼻咽喉科古田口 裕
部長古田口 裕
愛媛大学非常勤医師
耳鼻咽喉科では常勤医師2名と土曜日のみ愛媛大学医学部から非常勤医師1名を加えて診療を行っています。
天井がぐるぐる回る、ふらふらして倒れそうになる、平衡感覚がおかしくなり、真っ直ぐ歩けないなど、めまいの多くは内耳の平衡バランスがうまく機能していないときに起こります。代表的な疾患にメニエール病や良性発作性頭位眩暈症、突発性難聴があり、これらは内耳の異常のために耳鳴や難聴を伴うケースが多く聴力検査や内耳機能検査等を行って診断しています。
当院ではさらにこれら内耳の異常によって起こるめまいや難聴、耳鳴に対し3テスラMRIを駆使して脳底動脈の循環障害や三半規管の形態異常を研究しております。
年々食生活の変化や環境汚染などにより、アレルギー性鼻炎の患者さんが増えております。
当院では血液検査にてアレルギーの原因となる物質を探り、またT&Tオルファクトメーターで嗅覚障害の程度も調べています。
多くの患者さんの場合くすりでの治療を行いますが、症状の強い方、鼻茸(ポリープのある方)、副鼻腔炎を併発している方は手術治療が有効の場合もあります。
夜間睡眠中、10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群といい、これも最近増加傾向にあり新聞やテレビでもよくとり上げられるようになりました。
ひどいいびきや起床時の頭痛、昼間の眠気、集中力がなくボーッとするといった症状があれば睡眠時無呼吸症候群が疑われます。
ポリソムノグラフィーという比較的簡便な検査で診断することができます。
有効性が高くかつ安全な治療としてCPAP療法があります。睡眠中に鼻マスクを装着し、呼吸が停止しないよう空気を器械で送り込むもので、非常によい成果を挙げています。
顔面神経麻痺や難聴(突発性難聴)では、ステロイドや抗ウイルス剤による治療を行ないます。
いずれも初期対応が重要な病気になりますので、治療に際し入院していただくことで、適切で素早い処置を実施することができます。
当院では、高性能の3テスラMRIを2台備え、ご来院の当日にMRIを撮ることができ、正確で素早く(早ければ当日に)結果をお伝えすることが可能です。
検査で見つけることができる病気でもでもありますので、気になる症状が発生した際は、小さな症状でもお早めに受診・ご相談ください。