脳神経外科2022年09月16日 慢性硬膜下血腫 軽微な頭部外傷後、1ヶ月前後を経過して、認知症状(物忘れや性格変化)、片麻痺や言語障害が出現して緩徐に進行します。高齢者に多く見られるので、年のせい、認知症や脳梗塞として見過ごされ…
脳神経外科2022年09月16日 正常圧水頭症 認知症状(精神活動の低下)、歩行障害、尿失禁を呈する高齢者のうち、著しい脳室拡大を認めるにもかかわらず、脳脊髄圧が比較的低く、脳室腹腔シャント術や腰椎腹腔シャント術を行うと神経症状…
脳神経外科2022年09月16日 脊髄腫瘍 脊髄、神経根、髄膜より生じた腫瘍性病変の総称です。発生頻度は人口10万人あたり1〜2人で、脳腫瘍の1/10〜1/5程度です。成人が約90%を占め、40〜60歳代に好発します。胸椎が…
脳神経外科2022年09月16日 腰部脊柱管狭窄症 腰椎管内腔が先天的あるいは後天的に狭小化し、神経が慢性的に圧迫されて症状を呈する病気です。一般に50歳以上の男性に多く、間欠性跛行や神経根症状が見られます。多くは後天性で、椎間板の…
脳神経外科2022年09月16日 腰椎椎間板ヘルニア 椎間板の退行変性、荷重負荷などが要因となって、線維輪断裂部から髄核が脱出したり、線維輪の一部が後方ないし後側方へ突出し、馬尾神経や神経根単独に圧迫症状を生じたものです。30〜50歳…
脳神経外科2022年09月16日 後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症 椎体後面にある後縦靭帯、あるいは椎弓内外側にある黄色靭帯が骨化して、神経圧迫症状を生じる病気で、日本人に多く見られます。明確な原因は不明です。 頚椎靭帯骨化症では手指のしびれ…
脳神経外科2022年09月16日 変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア 椎間板の加齢変性や負荷の蓄積により椎間板の弾力性が減少し、外力が椎体周辺に加わる結果、骨棘形成が起きます。この変化を脊椎症と言います。また椎間板ヘルニアとは椎間板に亀裂が生じ、髄核…