脳神経外科2022年09月16日 脳腫瘍 頭蓋内に発生する腫瘍性病変を脳腫瘍と総称します。症状には、頭蓋内圧亢進症状と局所症状があります。頭蓋内はほぼ閉鎖空間なので、腫瘍が発生して増大すると、周辺脳の腫れや血管圧迫などによ…
脳神経外科2022年09月16日 パーキンソン病 中脳の黒質で作られる神経伝達物質の一つのドパミンが減少して様々な症状がゆっくりと進行する神経変性疾患です。 運動系症状(振戦:手足の振るえ・固縮:筋肉が硬く、ぎこちない手足の動き…
脳神経外科2022年09月16日 片側顔面痙攣 片側の下眼瞼部から始まり口角へと筋肉が痙攣して、目が閉じてしまい、口角が外上方向に持ち上げられます。目を強く閉じたり、口を尖らせたりすると誘発されます。MRIでは脳幹部の顔面神経出…
脳神経外科2022年09月16日 三叉神経痛 三叉神経痛では、片側の頬・顎に、突発的で非常に強い鋭い痛みが数秒間出現します。洗顔、化粧、髭剃り、歯磨き、飲水や咀嚼などで誘発されます。三叉神経根の脳幹進入部への動脈の圧迫が原因の…
脳神経外科2022年09月16日 脳血管性認知症 脳血管障害に関連して出現した認知症を総称したものです。皮質性、皮質下性、戦略的部位の単一病変によるもの、低灌流性、脳出血性に分けられます。高頻度でみられる皮質下性の多発性ラクナ梗塞…
脳神経外科2022年09月16日 レビー小体型認知症 レビー小体という異常な構造物が脳の様々な部位(大脳皮質、扁桃体、マイネルト核、黒質、青斑核、縫線核、迷走神経背側核など)に蓄積して発症します。レビー小体はαシヌクレインという線維性…
脳神経外科2022年09月16日 アルツハイマー型認知症 発症機序としては、アミロイドβ蛋白の脳内沈着が契機になり、タウ蛋白の異常リン酸化による神経原線維変化の形成から神経細胞死に至る過程が考えられています。これらの変化は大脳皮質や海馬を…